政策論争が出来ない日本

新政権が発足したが、日本の未来は厳しい。日本政府には金がない。半分以上借金で賄っている。それは未来の金を先食いしているので、未来はなお一層厳しい。根本的な原因は人口減少高齢化だと皆んな知っている。少子化対策では間に合わないので、移民しか方法が無い。しかし日本は移民が大嫌いで優秀な人を入れようという発想もない。それでは解決策はない。多様性が何かを生むのは確かなように思える。その点留学する人も減った日本人は環境として何かが生まれる土壌が弱いように思う。たしかに移民は副反応が強い政策なので躊躇するのは分かる。しかし議論もしないのは残念ながら分かっていながらタブーには触れないという日本人特有の性質だ。これでは議論出来ない。タブーは他に財源を議論するということがある。増税がタブーなので財源が議論になることはない。つまり日本ではほぼ政策論争はないといえる。