岸田総理には期待していない

基本的に日本の政治家に現段階では期待していない。これはマスコミや有権者増税や値上げに対する過度な反応のために、まともな議論が出来ないことに由来する。現在日本は日銀の財政ファイナンスの状況にあり、既にそれをやめることは困難になっている。テーパリングさえも議論出来ない。健全な野党とか健全なマスコミとか存在しない。健全であるということは大衆に嫌がられようとも真実は問題提起くらいしなければいけないということだ。日本の野党やマスコミは政府は批判するが大衆にはおもねる。これは戦前から一貫した日本の特性で、戦前は景気が良い戦争の話が大衆に受けたのでそれを煽った。今は財政難は指摘するが議論はしない嫌われるので議論しないという次第だ。これは与党野党ともマスコミも含めてなので既に衆愚政治だ。コロナ前から日銀が財政を支える構図だったがコロナで加速した。大きなショックが来るのは日銀がその政策に歯止めを掛けたときだ。しかしどうなるのかはよく分からない。株価が下がるのは分かる。果たしてインフレになるのだろうか。