バイデン大統領に期待すること

バイデン次期大統領に1つ期待するとしたら、中国政策の継続だ。トランプの政策で米中関係は冷え込んでいるが、これは必要なことのように思う。では日本は米国に追従すれば良いかと言えば、そうもいかない。どっちつかずをしていくしかなく、国際的に評判の悪いことになる可能性がある。これは隣の韓国も同じで、軍事的に米国の側にありながら中国と商売をするという難しい状態が続くだろう。中国の強権や欧米での評判をきにしながら商売するのはとても難しいことだし、はっきり人権問題には立ち入れないだろう。それでも中国と貿易しないという選択はもはやありえない。そんな難しい立場を分かっていても政府の玉虫色の対応は批判されるだろうが、大国の狭間の国というのはだいたいこんなふうになりがちなのだ。