コロナで財政破綻が早まった日本

コロナで大盤振る舞いの日本だが、残念ながらその原資は税金ではなく借金だ。平時でも返せそうにない借金だが、とどめを刺された。金利がゼロならば問題ないとの意見もあるが、そもそも日本にまだ信用があるから大丈夫というに過ぎない。コロナが過ぎてもまだ大丈夫だと思うが、国の信用が落ちると大変になるかもしれない。信用が落ちるとはどんなことだろう。取り敢えず日本の格付けは落ちるだろう。とはいえ国債はほとんど国内で消費されているから日本の銀行が買う限り大丈夫。市中の銀行は購入力の低下が考えられるが、日銀が買えば大丈夫。つまり財政ファイナンスなのだが、この借金が更に倍になったら我々も不安になるのではないか。とはいえすでに財政ファイナンスしているので、それを止めるのは殆ど無理で破綻するまで走り続けるしかない。破綻が3年後か10年後か30年後か分からないが、50年ということはないのではないか。輸出力が落ちると円安に振れる。それがインフレの始まりになるのではと想像している。